CANON Lens TS-E17mm F4L

CANON Lens TS-E17mm F4Lについて

2009年6月に発売開始された建築写真家の為のcanon純正レンズTS-E17mm F4Lと24mmがついに出ました。
私の仕事の中でもっとも多い建築写真に特化したレンズで私も開発協力した為、嬉しく思います。
フイルムの時代は4×5カメラでアオリ撮影をしてきましたが4×5フルサイズで使うと画角的、イメージサークル的に75mmくらいしかなく、狭い建物の内装などはかなり不利でした。
建物の間取りのつながりが狭い画角しか使えなかった為、各部屋を個別に撮影して数枚で見せるする事しか方法がありませんでした。
ところがTS-E17mm F4Lを使えば完全とはいきませんがかなり解消されます。
例えば3部屋のつながりを1カットで撮影出来る可能性があります。
これは建築家にとって建物の構造がビジュアル的に分かり易いため非常にメリットが大きいと思います。

カメラメーカーさんも専門分野カメラマンの意見を取り入れ、特化したレンズを作ってくれる良い時代になってきて嬉しく思います。
私の愛用しているカメラバックでシンクタンクプロのブランドバックがありますがこれも各ジャンルの撮影に使いやすい仕様になっていてとても重宝しています。
当たり前ですが使う立場にたって写真でも商品でも作る為の努力を惜しまない事が大切なのですね。
私も微力ながら頑張りたいと思います。

TS-E17mmF4Lの詳細

TIPAベスト･フォトグラフィック・アンド・イメージング・プロダクツ 2009」の部門賞を受賞

シンクタンクプロの詳細