竣工写真撮影　Q & A

Q & A

質問1：建物の外観を撮影した場合の電柱、電線、道路標識等の削除の画像処理の値段は？

回答：撮影するアングルから見て建物に電柱、電線、道路標識等がかぶっている時は画像処理に時間がかかり処理価格
が割高になりますが例えば空の部分だけで済んでいる場合は割安で処理が出来ますがいずれにしても実際に見てみない
と何とも言えないのが現状です。

質問2：撮影現場が近所に点在している場合は別途料金がかかるのですか？

回答：1日拘束で考えておりますので別途料金はかかりませんが物理的に移動が可能な場合です。

質問3：外観の撮影時に天候を考慮して貰えますか？

回答：撮影予備日を複数日撮影出来る余裕があれば大丈夫です。
但し内装と外観の撮影日が異なる場合は1日拘束ではなくなりますので別途撮影料がかかります。

質問4：撮影時の天気はどんな状態が良いのですか？

回答：内装の撮影は曇り位の方が光がまわってかえって晴天より良い場合がありますが外観撮影で南からのアングルの
場合はやっぱり晴天の方が写真は奇麗です。
但し北側からの外観撮影の場合は逆光になるので空は白く飛んでしまいますので曇り日の方が有利になります。
建築物によってと周りの環境（隣に大きな建物があるとか）によって影の出方も変わってきます。

質問5：データからネガフイルムのようにプリント出来ますか？

回答：ご希望でしたら弊社でプリント致しますが町のDPE(写真屋さん)でも可能です。

質問6：今まで頼んでいた写真業者さんは4×5カメラ（フイルム）で撮っていたのですがデジタルカメラの画質で大丈夫でしょうか？

回答：全く問題ない画質ですのでご安心下さい。
因に撮影に使うカメラは1110万画素の業務用デジタルカメラで原寸（拡大しないで）で4064pixel×2704pixelで
350dpi(商業印刷用)の解像度で29.4cm×19.6cm/31.4MBの大きさがあります。
さらに200％まで拡大は全く問題ないのでポスター等の大きさの印刷にも対応出来ます。

質問7：撮影した建築写真は4×5カメラ（大判カメラ）で撮影する時のようにアオリで形を補正するのでしょうか？

回答：教会の写真はEosの純正レンズTS24mmのあおり機能を変則的に使い同じアングルから4枚の写真を撮りフォト
ショップで合成したもので重なる部分もありますので3,500万画素以上あると思いましたが
画素数よりは歪みの問題の為に有効だと思われるので使用しています。
（35mm的な画角に換算するとおおよそ17mmに相当します。）
通常の広角レンズではイメージサークルが小さくて端の方がかなり歪みますがこのTS24mmは4×5インチレンズのよう
にアオリを前提にしている為イメージサークルが非常に大きいのです。
イメージサークルの中心に近いほど歪みが少ないと言う理屈になります。（画角の端は4×5インチレンズでも同じよう
に歪みますし完全には補正出来ないと思います）。
時間と費用はかかりますが4×5インチカメラで複数の画角を撮影してドラムスキャナ（製版屋さんにある業務用スキャ
ナ）でスキャニングして画像を合成する方法があります。
只、撮影時と合成処理に時間がかかる為よほどのことがなければ使用しません。（オプション扱いです。）
私のEos1DsはCMOSセンサーが35mmと等倍の為超ワイドレンズ15mmとかでも15mmそのままの広い画角が得られ
ます。
確かに歪みますが（主に樽型に歪みます）歪み方が素直な為フォトショップである程度は矯正出来て見るに耐えられない物だとは思えません。
ニコン系ですと1,5倍ですしキャノンでもEos1Ds意外はEos1Dマーク2で1.3倍、後のEosシリーズは1.6倍と画角的に
は不利になります。
4×5インチカメラでは確かに歪みは細かく矯正出来ますが画角の広いレンズ65mm(35mm換算で19mm位)はイメー
ジサークルがほとんど余裕がなく実際はアオリがほとんどかけられないのが現状です。
ですから4×5インチカメラの場合はイメージサークルが大きくてアオリが使える75mm（35mm換算で20mm位）
90mm（35mm換算で25mm位）を使うのです。
私が目指している事は歪みは許容範囲まで補正して4×5インチカメラより遥かに広い画角を利用して部屋と部屋の関係
を表現する事とライティングの為のストロボ、スタンド類を極力減らして引き渡し前の建物をリスク少なく撮影する事
です。

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